富士通は1月18日、法人向けタブレットやノートPCの7シリーズ11機種を発表した。
11製品の内訳は、FUJITSU Tablet ARROWS Tabが2製品、FUJITSU Notebook LIFEBOOKが7製品、FUJITSU Desktop ESPRIMOが2製品となる。販売開始時期は1月中旬~3月中旬を予定している。
「ARROWS Tab R726/M」は、12.5インチのフルHDディスプレイを採用し、マグネットで着脱できるキーボードを備えたタブレット端末。デタッチャブル製品ながら、薄さ約14.7mmで、重さも約1.25kgに抑えた。暗号化SSDや暗号鍵を管理するセキュリティチップを搭載し、企業のセキュリティ要件に対応する。オプションの拡張クレードルを利用することで、ディスプレイや有線LANに接続でき、メインマシンとしても活用できる。また、LTE通信モジュールを搭載した無線WANモデルも用意する。
もう一方のARROWS Tabである「ARROWS Tab Q736/M」は13.3インチのフルHDディスプレイを採用したハイスペック防水タブレット。防水規格の「IPX5/7/8」だけでなく、防塵規格「IP5X」や耐薬品性能も備えているため、屋外作業や病院での活用を想定している。R726と同様にセキュリティチップを搭載するほか、手のひら静脈センサーやスマートカードの搭載、リモートデータ消去ソリューション「CLEARSURE 3G/LTE」を活用することで、セキュリティを強固にできるという。
手のひら静脈センサー |
また、従来型のノートPC「LIFEBOOK」シリーズもラインナップの拡充を図った。「LIFEBOOK S936/M」「LIFEBOOK U745/M」は手のひら静脈センサーが内蔵可能で、Windows環境や社内システムへのログオンなどで活用できる。これ以外にも「LIFEBOOK Eシリーズ」「LIFEBOO Uシリーズ」は、共通の筐体デザイン「ファミリーコンセプト」を採用しており、ポートリプリケーターやACアダプタなどのアクセサリを機種が異なっても共有できるため、管理コストを抑えられるとしている。