シスコシステムズはこのほど、Application Centric Infrastructure(ACI)向けのソフトウェア新製品を発表した。Dockerコンテナのサポートを追加したほか、マイクロセグメンテーションに対応することでセキュリティを強化した。
ACIは、スイッチ「Nexus 9000」シリーズやポリシー管理製品「Cisco Application Policy Infrastructure Controller (APIC)」などにより、インフラ構成自動化を図るソリューション。
今回、APICとProject Contivとの統合を通じてDockerのエンドポイントにまでサポートを拡張した。これにより、ベアメタル サービス、仮想マシン、コンテナと幅広いエンドポイントにポリシーを適用することが可能になる。
また、VMware VDS、Microsoft Hyper-V仮想スイッチ、ベアメタル アプリケーションのマイクロセグメンテーションに対応。これにより、より細分性の高いセキュリティをエンドポイントに適用することが実現される。
さらに、プライベート クラウド向けのMicrosoft AzurePackのサポートに加え、VMware vRealize AutomationやOpenStackなどのクラウド自動化ツールも新たにサポートした。これには、OVS(Open vSwitch)によるオープン・スタンダード・ベースのOpflexのサポートも含むという。