テクバンは10月22日、Yellowfin JapanとBIツール「Yellowfin」の販売代理店契約を締結した。これにより同社は、より高度で使い易いクラウドデータ分析サービスの提供が可能となる。

豪Yellowfin社は、創業12年の独立系BIベンダーで、2014年12月には日本法人も業務を開始している。提供するBIツール「Yellowfin」は、分析用DBを内蔵せず、フロントエンドに特化することで、データ・ユーザー規模や使用環境を問わず利用が可能で、世界70カ国・1万社以上に導入さている実績をもつ。

今回の協業により、テクバンは、ユーザー企業のデータを経営に生かすためのデータ分析サービスを「Yellowfin on クラウド」として提供。これにより、蓄積したデータを多角的に分析・可視化することで、ユーザー企業の迅速な経営意思決定をサポートするほか、クラウド型サービスとなるため、初期投資額とシステム運用のランニング・コストを削減することができる。また、分散されたデータセンターで運用するため、万が一の際にもデータの保全が可能だ。

協業のイメージ

同社はまず、同サービスの第一弾として、小売業向け売上分析サービスの提供を開始。今後は、製造業向け分析サービスなどさまざまな業種・業務の企業が利用できるラインナップを提供していく。