川崎重工業は9月24日、同社の名古屋第一工場北工場の敷地内に、ボーイング777Xを製造するための工場を建設すると発表した。

新工場は2016年12月末竣工を予定。延床面積は約13000m2になり、主な設備として胴体外板を継ぎ合わせ締結する新型スキン・スプライス・リベッターや胴体部品と補強部品を締結する新型フレーム・シアタイ・リベッターのほかロボットを使用した自動化設備が導入されるという。

同社はボーイング777Xの前部胴体、中部胴体、主脚格納部、後部圧力隔壁および貨物扉の製造を担当する。

完成予想図