ユーザーローカルは8月19日、Twitterの投稿やURLが「いつ・だれを経由して・どう広まっていったのか」を可視化する無料分析ツール「UserLocalリツイート分析ツール」を公開した。

「UserLocalリツイート分析ツール」画面イメージ

同社によると、Twitterでは、リツイート(RT)件数やお気に入り数など数値的な計測は可能だが、誰がハブとなって拡散していったのかという「インフルエンサー」の特定は不可能だという。

今回公開した新ツールでは、各ユーザーのフォロワーとRTした時刻をもとに、どのユーザーの投稿をきっかけにしてツイートが拡散したかを推定し、経路を特定する。これにより、投稿がどう広まったかの調査や、指定したURLがどう拡散したかの分析が可能となる。

自分の投稿がどう広まったかを調査した結果 イメージ

指定したURLがどう拡散したかを分析した例(ピース又吉の芥川賞受賞についてのニュース記事を利用)

なお、同ツールでは500RTまでのデータを調査可能で、それ以上のRT数の場合は正確に表示されないことがあるという。 今後は、メディア分析ツール「Media Insight」やソーシャルメディア分析ツール「Social Insight」の有料版導入企業を対象に、500RT以上の場合でも調査可能とする予定だ。