東京都・阿佐ヶ谷のTAV GALLERYでは、20名の現代美術家が"幽霊画"に挑むグループ展「現在幽霊画展」を開催している。会期は2015年8月23日まで。入場は無料。

現代美術家が"幽霊画"に挑む「現在幽霊画展」

本展は、「幽霊画」という日本美術史における伝統的モチーフを、20名の現代美術家たちがそれぞれの解釈によって表現するグループ展。2014年にインターネット上で開催された「幽霊画展2014」の流れを汲んで開催される展示会で、絵画はもちろん、映像、写真、染色、彫刻、フィギュア、イラスト、パフォーマンスなど、さまざまな形式の作品が展示される。

出展作家は、精神疾患を抱える現役芸大生による展覧会「メンヘラ展」の主催者・あおいうに氏、炎上アート集団・じゃぽにかの主要メンバーとしても活躍する杉田陽平氏、インターネットから生まれた芸術集団・カオス*ラウンジの創設者である藤城嘘氏など現在のアートシーンを象徴する気鋭の若手作家から、「幽霊画展2014」にて大賞を受賞した内田すずめ氏、子どもをモチーフとして現代社会が抱える問題を表現する下田ひかり氏、鉄彫刻作品を数多く手がける藤井健仁氏といった実力派作家など、主催者の美術作家・笹山直規氏のキュレーションによって選出された20名となっている。

なお、笹山氏は本展のコンセプトについて、「古来より自然の中にある『気配』を敏感に感じ取ってきた日本人の美意識に注目したい。(中略) 本展は『妖怪・幽霊画』といった日本美術の歴史と、アーティスト達の『現在』が重なった新しい表現を追求してみたい」と語っている。詳細はTAV GALLERY公式サイトにて。