ヴイエムウェアは8月4日、同社が提供する包括的なビジネス モビリティ ソリューションがWindows 10に対応したと発表した。
これにより、企業はモバイルデバイス管理スイート「VMware Workspace Suite」、仮想デスクトップ製品「VMware Horizon」、モビリティ管理プラットフォーム「AirWatch」で、Windows 10を搭載するデバイスを管理できるようになる。
AirWatch の企業向けモバイル管理製品群は、一元化された統合的なコンソールを通じて、ノートPC、デスクトップPC、スマートフォン、タブレットなどWindows 10がインストールされたデバイス向けの管理プラットフォームを提供する。
加えて、同社は組織のWindows 10への移行、Windows 10ベースのデバイスへのアプリケーションの設定/配信、セキュリティ・ポリシーやデバイスとユーザーのライフサイクル管理をサポートする。
具体的には、Windows 10ベースの企業用デスクトップ環境をエンドユーザーに配信するため、ローカルまたはクラウド上のデータセンターから提供される同社の仮想デスクトップ製品を利用できとともに、VMware Horizon 6やVMware Horizon Air Desktopsを利用することで、Windows 10ベースのデバイスから、Windows XP/7/8/8.1といった従来バージョンがホストされているインスタンスにアクセスすることもできる。
また、VMware Horizon FLEX、VMware Fusion 7、VMware Workstation 11では、Windows 10にアップグレードされたホストマシン上でWindows 7/8/8.1のインスタンスを完全にマネージドされた状態で稼働できる。
さらに、Windows Storeと相互運用可能なVMware Identity Managerにより、エンドユーザーは複数のユーザー名やパスワードを入力することなく、シングルサインオンですべてのWindows 10アプリケーションを利用することができる。