ダイハツは6月18日、軽オープンカー「コペン」の3つ目の意匠となる「コペン セロ」を同日より発売すると発表した。
「フレンドリー&ダイナミック エボリューション」をデザインコンセプトとしている「コペン セロ」は、先行モデルの「コペン ローブ」をベースに、雫のような一体感ある外装デザインを採用。内装は、インパネを水平基調の「ストレートフレーム」とすることでスポーティなイメージを追求した。
価格は185万2200~187万3800円で、先行モデルの「ローブ」「エクスプレイ」を含めて月間800台の販売を目標としている。
コペンは新骨格構造「D-Frame」と内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」 を採用している。これにより、購入後に外板パーツなどを換装することで、デザインの変更することが可能になる。例えば、「ローブ」を購入した数年後に、「セロ」へと「着せ替える」ことができるわけだ。
「ローブ」 から「セロ」へのDRESSパーツは35万円前後での発売を予定しており、カラーのみなど一部のパーツ変更を可能とするセットを10~20万円で発売する予定だ。また、もう1つの先行モデル「コペン エクスプレイ」のDRESSパーツも10月に発売される予定となっている。
また、ダイハツは3Dプリンタ大手のストラタシスと協力し「COPEN Effect Skin 3DP」プロジェクトを発足。これは、3Dプリンタを使ってDRESSパーツを開発する取り組み。その第1弾としてznug designの根津考太氏、3DクリエイターSUN JUNJIE氏と共同でバンパーやエンブレム周りを加飾するための「Effect Skin」を開発。今後、商品化を検討していくという。
このほか、Copen Club Memberから、「ローブ」「エクスプレイ」「セロ」のDRESS-FORMATIONを募集する「DRESS-FORMATION DESIGN AWARD」を同日より開催する。グランプリに選ばれた作品には賞金100万円が贈られるほか、実車化され東京オートサロン2016のダイハツブースで展示される。