ANSYSの日本法人であるアンシス・ジャパンは、同社が提供するシミュレーション関連ソフトウェア「ANSYS」の最新版となる「ANSYS 16.1」の国内提供を開始したと発表した。

同バージョンでは、構造、流体、電磁界、回路・システムのすべての製品で機能、操作性の修正が行われたほか、流体解析製品にハイエンドメッシャー製品が追加された。また、最適化製品「ANSYS DesignXplorer」で、最適な応答曲面の選択の自動化が可能になり、これにより迅速かつ革新的な設計を行うことができるようになったとする。

なお同バージョンは同社の日本語ユーザーサービスセンターよりダウンロードが可能だが、構造製品を利用しているユーザーに対する日本語化キットの提供は5月末以降を予定しているため、それまでは16.0日本語化キットを継続してもらいたいこと、ならびに電磁場解析、システム・回路解析製品については、使用時のライセンスマネージャーは16.1ではなく16.0でも起動が可能だとしている。