バイドゥは4月21日、広告配信ネットワークサービス「百度網盟123」に「日本指定機能」を追加したことを発表した。
百度網盟123とは、中国国内最大のアドネットワークサービスで、加盟サイト数が約60万サイト、1日あたりの有効表示回数は130億インプレッションを超えるほか、中国インターネット人口の95%への配信をカバーする。配信方法としては、カテゴリ別やテーマ別にて掲載先サイトを選定するプレイスメントや、キーワード検索、サイト訪問などCookieを利用したリターゲティングの設定が可能だ。
総務省統計局の在留外国人統計によると、在日中国人数は2012年の65.2万人より微減傾向にあるものの、インプレッション数は2012年比で2.7倍の2億8,000万回へ増加している。
これを受け同社は、来日中の観光客がホテルのPCやスマートフォンからインターネットを利用しているのではと想定し、来日前のみでなく、来日中の訪日中国人観光客に対しても広告配信を実現するため、今回の機能追加に至ったという。