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日本オラクルは4月7日、マーケティングの投資効果を最大化する「Oracle Marketing Cloud」のDMP機能である「Oracle Data Management Platform」をリクルートコミュニケーションズが導入開始したことを発表した。

Oracle Data Management Platformは、クラウドで提供される、最適な広告キャンペーンを行うためのDMP。オンライン行動履歴、属性データ、オフラインやCRMなどの情報をもとに潜在顧客を絞りこむことで、広告配信やマーケティングの精度を高めることが可能になり、広告費用対効果の最大化を支援する。

リクルートコミュニケーションズは、リクルートグループが手掛けるサービスにおいて、顧客の集客ソリューションからWebマーケティング、メディアの制作・宣伝といったマーケティング・コミュニケーションを担っている。今回、これらのマーケティング・コミュニケーションにおいてさらなる広告の最適化を目指し、Oracle Data Management Platformを導入した。

同社は自社のDSPを運用しながら、導入先メディアのファーストパーティデータを活用した広告配信を行っていたが、今回、Oracle Data Management Platformを採用することで、導入先メディアのファーストパーティデータに加え、サードパーティデータをシームレスに連携することができるようになった。これにより、たとえば、既存カスタマーと同じような特性のある新規カスタマーへ広告配信を行うことや、マーケティング活動に対し、反応がないカスタマーに向けて、最近のカスタマーの興味・関心に合った広告配信を行うことができるなど、より精度の高い広告配信を実現できるという。