NECは2月27日、東芝と2001年に設立した合弁会社のNEC東芝スペースシステム(NTスペース)について、東芝の保有するNTスペース株を全て取得すると発表した。
これにより、NTスペースは4月1日より社名を「NECスペーステクノロジー」に変更し、引き続きNECの宇宙事業においてセンサや人工衛星・ロケット搭載機器の設計・組立・試験を担当していく。
NECは2020年度の宇宙関連事業規模1000億円を目指しており、「日本の宇宙開発とともに培ってきた最先端の宇宙技術を基盤として、人と地球にやさしい情報社会の実現を目指します」とコメントしている。