ピツニーボウズ・ソフトウェアは1月15日、BI上に位置情報機能を統合するソリューション「Spectrum Spatial for BI」の提供を開始した。

Spectrum Spatial for BIは、顧客・施設の分布や、人口の地域的濃淡などを効率的に取り扱う「Spectrum Spatial」をベースに、BI上での高度な位置情報活用を行うためのコネクターを提供するもの。

IBM Cognos内でのマップの利用イメージ

ClickViewにおけるマップの利用イメージ

位置情報のビジュアライズだけでなく、レポートからマップ、マップからレポートといった2者間でのデータ受け渡しや、BIシステム単体では利用しない人口統計や災害リスク情報などの地理的な外部データの統合的活用などを可能とする。

同サービスと連携できるBIシステムは、「SAP Business Objects XI 2.5~4」や「IBM Cognos : 8.4~10.2.1」「Oracle Hyperion 11」「Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 11」「Microstrategy ~9.4.1」「Microsoft Excel 2003~2013(32/64ビットバージョン)」「QlikTech Qlikview 10~11.2 SR5」となる。

価格は、サーバーのプロセッサ数やユーザー数に応じたプランを用意。5ユーザー/別途保守費用が必要な「ユーザーベース」では220万円(税別)~で、1CPU/別途保守費用が必要な「プロセッサベース」では680万円(税別)~だ。