西武ホールディングスの連結子会社である西武プロパティーズは12月11日、同社グループのグランドプリンスホテル赤坂跡地の開発計画「紀尾井町プロジェクト」のタウンネーミングを「東京ガーデンテラス」に決定したと発表した。
「東京ガーデンテラス」は、東京・紀尾井町という歴史ある立地特性をダイレクトに表現する「東京」を冠し、周辺にある木々や彩りにあふれた計画地域のゆったりとした趣を示す「ガーデン」と、弁慶濠沿いに配置するステップ状の商業ゾーンをイメージした「テラス」を組み合わせたもの。
同プロジェクトでは、東京都の指定有形文化財である旧李王家東京邸(旧グランドプリンスホテル赤坂旧館)を保存しつつ、オフィス・ホテル・商業施設からなる「オフィス・ホテル棟」と賃貸住宅である「住宅棟」の2棟を建設する。
ホテルはプリンスホテルが運営し、客室数は250室程度の予定。オフィスフロアは24フロア提供され、うち20フロアはヤフーが入居予定。