エフセキュアは11月27日、Software as a Service(SaaS)型のセキュリティソリューション「プロテクション サービス ビジネス(PSB)」のWindowsサーバー向け製品において新版を公開した。

PSBはSaaS型のアンチマルウエアソリューションで、クラウド上の管理ポータルを利用するマルチプラットフォーム対応のセキュリティサービス。専用の管理サーバを立てる必要がないため、サーバを導入するためのコストやサーバ管理コストが不要になり、容易に導入できるのが特徴だ。

新バージョンを公開したのは、「エフセキュア プロテクション サービス ビジネス サーバ」と「エフセキュア プロテクション サービス ビジネス メールサーバ」の2つ。

「エフセキュア プロテクション サービス ビジネス サーバ」の新版では、OSや主要なアプリケーションのパッチを管理する「ソフトウェア アップデータ」を搭載した。これにより、公開されたセキュリティパッチを素早く適用できるほか、セキュリティパッチを一元管理することでパッチ管理の運用コストの低減に期待できる。

「エフセキュア プロテクション サービス ビジネス メールサーバ」は、ソフトウェア アップデータの機能に加え、Microsoft Sharepointを保護する機能を搭載した。Sharepointの保護は、「ユーザーが扱うファイルの量やサイズは年々増加し続け、それに伴いさまざまな方法でのファイル共有がされているため」としている。