ゾーホージャパンは、デジタルマーケティングツール「Zoho キャンペーン」の機能拡張と日本語対応を行い、10月22日よりサービスの提供を開始すると発表した。

現在31あるZohoのクラウドサービス群の一つ「Zoho キャンペーン」は、2012年8月にリリースされた、メール一括配信やSNS管理とその自動化を実現する、企業向けのデジタルマーケティングツールで、全世界で35,000ユーザーが利用しており、2012年のリリース以降、およそ250の機能強化を実現している。

「Zoho キャンペーン」と「Zoho CRM」の連携

今回、クラウド型顧客管理ツール「Zoho CRM」との連携を強化し、双方向のデータ同期を可能とした、企業で活用しきれていない顧客情報も、Zohoキャンペーンを利用すれば、Zoho CRM内に蓄積された見込み客や顧客に対してメールを一括配信でき、メールの到達状況や配信したメールに対する見込み客や顧客の反応(リンククリック等)を、レポート機能で簡単に把握できる。

これらの配信履歴や反応は、Zoho CRMの顧客情報に自動で反映されるため、より精度の高い見込み客の発掘や案件創出と、効果的な営業活動を可能にする。さらに、サービス利用画面の日本語化と、日本語のメールテンプレートの提供により、日本語環境における利便性を向上した。

キャンペーンレポート(左) デザインテンプレート(右)

価格は、登録者数(管理する配信先メールアドレス数)に基づく料金プランで決定し、利用するユーザー数に制限はない。年間利用(円:銀行振込)と月間利用(米ドル:クレジット決済)の2種類の有料プランと、無料プランが準備されている。