Alteraは10月16日(現地時間)、車載用半導体のストレステスト認定であるAutomotive Electronics Council(AEC-Q100)温度グレード2認定標準に完全準拠した電源SoC「Enpirion」を発表した。
「Enpirion」には、ステップダウンSoC「EP53xx」ファミリと「EN63xx」ファミリが含まれ、最大12Aの負荷電流をサポートする。ディスクリート(個別)製品とは異なり、完全に設計、評価、量産認定されたターンキーソリューションが提供され、効率的かつ迅速なデザインインプロセスに貢献するという。これらの電源ソリューションは、同社のオートモーティブグレードFPGA & SoC「Cyclone」、FPGA「MAX」およびCPLDとの利用に最適となっている。
また、最大96%のピーク効率を有するため、ヘッドユニット、ディスプレイインタフェース、前方視界カメラ、サラウンドビューシステム、エンジン制御ユニット(ECU)、バッテリ管理システム、モータ制御、電力変換(DC/DC、AC/DC)、適応サスペンションなどの用途に適している。