アドビ システムズは、コンシューマー向け映像編集ソフトウェア「Adobe Premiere Elements 13」を発売した。アドビストアでは9月24日からダウンロード版の販売を開始している。価格は両製品とも1万3,800円、乗り換え・アップグレード版は9,800円(いずれも不課税)。対応OSはWindows 7/8、Mac OS X 10.8/10.9。

「ビデオストーリー機能」や「シェイクスタビライザー」機能などを新搭載した「Adobe Premiere Elements 13」

「Premiere Elements 13」は、コンシューマー向けのビデオ編集ソフトウェアの定番。最新バージョンでは、結婚式や誕生日などのテーマを選択すると、それに応じて自動的にクリップを組み合わせ、トランジションと音楽を自動的に追加して1本のビデオ作品として仕上げる「ビデオストーリー」機能を新たに搭載した。

また、手ぶれした動画をぶれのない安定した動画に仕上げる「シェイクスタビライザー」機能やムービータイトルにビデオ映像を追加する「タイトル内にビデオを追加」機能、フレーム内の特定の領域にぼかしを入れる機能を搭載、写真内の要素を分析して4種の異なる構図を提案してくれる「切り抜き候補」ツールなどが備えられている。

なお、同製品のパッケージ製品は店頭およびオンラインストアでの販売となり、アドビストアではダウンロード版のみを取り扱う。単体製品のほか、「Photoshop Elements 13」と「Premiere Elements 13」をバンドルし価格をおさえたパッケージ「Adobe Photoshop Elements 13 & Adobe Premiere Elements 13日本語版」の価格は1万9,800円(乗り換え・アップグレード版は1万4,800円、学生・教職員個人版は9,800円)となっている。