フリークアウトは9月12日、同社のプライベートDMP「MOTHER」をカネボウ化粧品に提供したことを発表した。
フリークアウトはMOTHERの提供とあわせて、インティメートマージャーが提供するパブリックDMP「AudienceSearch」とMOTHERを連携させることで、ユーザーデータの分析をスムーズに行える環境を構築し広告効果の検証を行うデータ基盤も提供している。
プライベートDMPは、自社で取得しているデータを蓄積・分析・活用できるDMPを指し、パブリックDMPは、第三者の外部データを蓄積・分析・活用できるDMPを指す。
カネボウ化粧品は、同社の保有する20ブランドを横断してMOTHERを導入した。これにより、相関性の高いブランド間での送客など、顧客データを有効活用することが可能になったという。
自社サイトに訪れたユーザーは「新規見込ユーザー」「既存顧客ユーザー」「特徴認知ユーザー」の3つのクラスタに分類され、各クラスタの増減や態度変容を広告施策の効果検証の指標として活用することもできる。
このほかAudienceSearchとの連携により、年齢、性別、年収、家族構成など、蓄積されたユーザーの属性分析や検索キーワード分析、リサーチパネルによる分析をシームレスに行うことができ、Webだけでなくマスを含む広告効果の検証が可能となっている。