エーディーディーは、USB関連ソフトウェアの開発者、研究者などに向けたパケットデータの監視/閲覧用ソフトウェア「USB Inspector」の販売を開始したと発表した。
同ソフトは、ホストコントロールドライバにより処理されるパケットデータの監視を行い、ホストコントロールドライバによる、処理前(IN)と処理後(OUT)のパケット比較や、16進数またはASCII文字によるパケットデータの検索などが行えるハードウェア不要のアプリケーション。
URBファンクションごとの表示・非表示の設定もできるほか、PCに接続されているUSBデバイス機器の一覧から監視するUSBデバイスを選択することもできる。
さらに、デバイスの抜き差しを行わずに再接続が行えるほか、デバイスの詳細情報を見ることも可能。また、対になっているデータ(IN-OUT)へジャンプする「ペアジャンプ機能」や、リアルタイムにリスト更新を行い、自動的に最後尾を表示することができる「自動スクロール機能」、後々の試験に向けた取得したデータの保存を行う「USBパケットデータ保存機能」なども提供されている。
なお、同ソフトの無料使用版は同社Webサイトよりダウンロードすることが可能だという。