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Linus Torvalds氏は8月25日(米国時間)、「LKML: Linus Torvalds: Linux 3.17-rc2」において、Linuxカーネル3.17へ向けた2つ目の準備リリースとなる「Linux 3.17-rc2」の公開を伝えた。Linus Torvalds氏は通常は日曜日に開発版のリリースを実施しているが、今回は1日づらして月曜日にリリースしている。その理由は「センチメンタルなもの」だとされており、8月25日のリリースが特別なものであることを説明している。
Linus Torvalds氏は23年前となる1991年8月25日に「Hello everybody out there using minix」というアナウンスを実施。これがLinuxアナウンスの最初だったと説明されており、Linus Torvalds氏にとって8月25日が特別な日であることがわかる。1日づらして25日にリリースアナウンスを実施したのはこのためだ。
「Linux カーネル3.17-rc2」はリリースとしては小粒なリリースとされており、変更や改善の割合としてはドライバ回りが60%、ファイルシステム関連が15%、アーキテクチャ対応が10%、それ以外はカーネルやネットワーク、ドキュメント関連とされている。