K2Lは8月21日、すべての主要な車載バスシステムに対応し、レストバスシミュレーション、デバイスシミュレーション、システム開発中のテスト、ラピッドプロトタイピングなど、テストとシミュレーションに関するすべてのタスクを1つのハードウェアおよびソフトウェアツールでサポートしたAutomotive Test System(ATS)を発表した。
自動車メーカーは競争力を高めるために機能の強化を続けており、車載ネットワークに接続される電子機器の数は増え続けている。複雑化した車載システムをタイムリーに市場に投入するには、設計から開発、テスト、システム統合までを網羅したチーム体制をとる必要がある。
ATSは、テスト、シミュレーション、解析と検証に必要な機能を完備。これら全ての機能を1つのツールに統合し、CAN、LIN、FlexRay、MOSTネットワークをサポートすることで、自動車業界向けソリューションとして高い対費用効果と柔軟性を実現している。また、テストの自動化およびあらゆる種類のシミュレーションもサポートし、設計早期から高い品質を確保できるほか、複雑さとコストが軽減し、迅速な製品化が可能となる。
さらに、システム統合および開発にATSを使うと、実機環境かシミュレーション環境かを問わず、マルチバスネットワーク環境全体のトラフィック、または単独デバイスのトラフィックをPC上で監視可能となる。そして、設計サイクル全体で機能テストを実施してシステムとデバイスの信頼性を検証できる。この他、ATSを使ってネットワーク障害を検出することでデバイスの品質を向上できる。
なお、ATSはテストハードウェアとPCソフトウェアを含め、すでに出荷が開始されている。
