カンター・ジャパンは7月30日、3月から6月にかけて49の国と地域でインターネットユーザー約55000人(内日本は996人)を対象に実施したソーシャルネットワークサービス(SNS)の利用度についての調査結果を公開した。

発表によると、SNSの利用頻度を聞いた質問で、「毎日利用する」「少なくとも週に一度は利用する」「利用するが週に一度より頻度は少ない」の回答を「SNSを利用する」として集計すると、日本人の66.5%が利用しているという結果の一方で、今回の調査では日本はSNS利用度で最下位になったという。

SNSを利用する

また、調査対象者に写真や動画などのアップロードについての質問で、「毎日アップロードする」「少なくとも週に一度はアップロードする」「アップロードするが週に一度より頻度は少ない」の回答を「写真、動画または音楽をアップロードする」として集計すると、こちらの結果も、日本が38.0%で最下位となった。

写真、動画または音楽をアップロードする

日本においてはSNSの今後の利用意向にも消極的な結果が出ており、同社では「今後SNSの利用度が飛躍的に伸びるとは考えにくい」としている。