アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパンは7月17日、都内で同社のラグジュアリー・スーパースポーツカー「ランボルギーニ・ウラカン LP 610-4」を国内で初披露した。

同社は、2003年に発表されたランボルギーニ・ガヤルドの後継とも言うべきモデルで、カーボンファイバーとアルミニウム素材を統合したハイブリッドシャーシによる軽量化を図りつつ、直接噴射とポート噴射を組み合わせ、最大出力449kW/610馬力を実現する5.2リットルV型10気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載し、0-100km/h加速3.2秒、最高速度325km/hを実現する。

アウトモビリ・ランボルギーニ代表兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏は、同車について、「デザインとしてランボルギーニらしさを追求したクルマ」と表現しつつ、「ドライバーの本能を呼び覚ますさまざまな革新的なテクノロジーを注ぎ込んで開発した」と、エレクトロニクスの塊であることも強調。

アウトモビリ・ランボルギーニ代表兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏と「ウラカン LP 610-4」

すべてのライティング機能にLED技術を標準装備したほか、すべてのカーインフォメーションを表示可能なドライバーが自由に構成を変更可能な12.3型のフルカラーTFTインストルメントル・パネルなども搭載されている。

また、初めて7速デュアルクラッチ・ギアボックス「ランボルギーニ・ドッピア・フリッツィオーネ(LDF)」を搭載したほか、新たに設計された電子制御4WDシステムや「ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)」(オプション)なども搭載。「ストラーダ(公道)」「スポルト(スポーツ)」「コルサ(レース)」という3種類のドライビングモードを選択すると、それに合わせたギアボックスやエンジン、電子制御などのシステムの設定が変更され、好みと状況に応じた走りを実現することが可能だという。

「ウラカン」にはさまざまな最新技術が採用されている