三井住友フィナンシャルグループの子会社、三井住友銀行、三井住友ファイナンス&リース、住友商事は7月15日、航傘下のSMBC Aviation Capitalが仏エアバスとの間で、航空機「A320neo」110機と航空機「A320ceo」5機を購入する契約を締結したと発表した。

エアバスの航空機「A320neo」

SMBC Aviation Capital向けのA320シリーズ

三井住友銀行、三井住友ファイナンス&リース、住友商事は、3社から成るコンソーシアムにより、英国の金融機関であるロイヤルバンク・オブ・スコットランドグループとの間で合意した契約に基づき、2012年6月に同行傘下の航空機リース事業の共同買収を完了し、「SMBC Aviation Capital」として業務を開始した。

今回の契約は、リース会社によるナローボディ機の個別購入契約としてはエアバス史上最大の規模となるという。

コンソーシアムとしては、今後新型ナローボディ機の取り扱いを積極的に拡大させることなどにより、中長期的に成長を維持し、航空機リース業界における地位を確固たるものとすることを目指す。