ジョイゾーは6月30日、多くの中小企業がExcelで行っている在庫管理、売上管理、顧客管理などを、専用の業務システムに置き換える「システム39」の提供を開始すると発表した。

「システム39」はサイボウズのクラウドシステム「kintone」をベースにし、ユーザーの要望に合わせた専用業務システムの開発を39万円(税別)の定額で提供する。

「システム39」

提供アプリケーションは、個別のデータベース、チャートやグラフのビュー、ユーザー管理、売上管理、在庫管理、ワークフロー、スケジュール管理など。

ジョイゾーは2011年のkintoneリリース当初から関連のシステム開発を手がけおり、そこで蓄積したスキルと、1年間にわたるテストマーケティングで得たノウハウを元に、低価格に業務システムを構築できる「システム39」の提供を実現した。

作業場所はサイボウズの本社(東京・水道橋)12階の「Cybozu Cafe」で、初回来社時にヒアリングおよび試作品(β版)を無料で提供。その後、本作業2回+社内テスト環境の提供が行われ、最短2週間での納期となる。概ね4回の来店による作業で、一般的なシステムの場合作業は完了するという。さらに、納品後30日以内は「お直し」が無料で提供される。

なお、システムは「kintone」を利用するため、本番運用では、kintoneライセンス使用料月額780円~1,500円/ユーザーが必要となる。