国際半導体製造装置材料協会(SEMI)は5月19日(米国時間)、SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)によるシリコンウェハ業界の分析結果をもとに、2014年第1四半期の世界のシリコンウェハ出荷面積を発表した。

同発表によると、同四半期に出荷されたシリコンウェハ面積は23億6400万平方インチで、2013年第4四半期の22億800万平方インチから7.1%の増加、前年同期比では11.1%増となったという。

この値は、ウェハメーカーよりエンドユーザーに出荷された、バージンテストウェハを含む鏡面ウェハ、エピウェハ、ノンポリッシュドウェハを集計したもので、SEMIでは、「シリコンウェハ出荷面積は、前期比、前年同期比ともに増加した。一年のはじまりにおけるこの成長は、他の半導体産業の諸データが、2013年のはじまりと比較して状況の改善を示していることと、一致している」とコメントしている。