東芝機械は5月12日、門形マシニングセンタ「MPJ-2640M」を開発し、販売を開始した。同製品は自動車プレス金型やプラスチック金型業界向けの需要に応え、加工時間の短縮と価格競争力を兼ね備えたものだ。

MPJ-2640M

MPJ-2640Mは従来の金型加工対応機種MPH機と比較して25%UPの主軸回転速度最大10,000min-1を搭載し、金型の仕上げ加工に対応できる。また、大径ボールネジの採用により、送り剛性を強化し、さらに加減速時の振動を抑制し、加工時間の短縮に貢献できるとしている。

価格は7,500万円(税抜)で、東芝機械では年間販売台数12台を予定しているとした。