日立ソリューションズは、マイクロソフトの「SharePoint」向けの文書管理セキュリティ強化ソリューション「SharePoint用 秘文・活文連携パッケージ」の提供を、5月8日から開始すると発表した。
本ソリューションは、SharePointと日立ソリューションズの情報漏洩防止ソリューション「秘文」やドキュメント統制システム「活文 NAVIstaff」の連携により、「SharePoint」内のドキュメントに持ち出し制御と利用者認証保護を付加することで、情報漏洩リスクを軽減した情報共有を実現するもの。
SharePoint内のドキュメントをアップロードしたり、ワークフローにより承認したりする時に、持ち出し制御や利用者認証機能を自動的に付加し、情報漏洩リスクを軽減。SharePointが持つ操作性の良さを損なわずに、セキュリティを確保した情報共有基盤を実現する。
また、同社が2003年から提供する「SharePoint Server 構築サービス(利用状況に応じた導入コンサルティングから、ポータル構築、エンドユーザーサポートまで一貫して行う)」と組み合わせることにより、SharePointの構築から秘文・活文連携の導入までをワンストップで支援する。
さらに、SharePointのワークフロー拡張製品であるNTTデータの「OpenCube Workflow」やNintexの「Nintex Workflow」と連携が可能。これらの製品は日本企業固有の複雑な業務にも柔軟に対応したワークフローシステムとして導入が進んでおり、ワークフローのポリシーに従って、自動的に持ち出し制御を付加することができる。
サーバ動作環境は、SharePoint Server 2010/2013。価格は、SharePoint用 秘文・活文連携パッケージ クライアントライセンスが3,500円から、サーバライセンスが150万円から(いずれも税別)。