名刺管理アプリ「Eight」を提供するSansanは5月1日、ビジネスパーソンの名刺管理アプリについての意識調査結果を発表した。調査はインターネットを使い、全国の20代から50代のビジネスパーソンを対象として行ったもので、有効回答数は415人。
Sansanが提供する名刺管理アプリ「Eight」は、利用者がスマートフォンで名刺を撮影するだけでデータがテキスト化され、PCなどからもその情報を利用できるサービス。
発表によると、86.2%のビジネスパーソンが「名刺管理の必要性を感じている」と回答。一方で、名刺管理をなんらかの方法で行っているのは約半数にとどまった。
同社の提供するアプリ「Eight」のような名刺管理アプリの利用についての質問では、使っていると回答したのは4.6%。また、使わなくなってしまったという回答は14.7%となった。一方で興味があると36.9%が回答しており、興味関心を持っている層への適切なアプローチと継続利用が課題として明らかになったかたちだ。
名刺管理アプリへの課題としては、56.3%が毎回撮影するのが面倒と回答。出先で、スマホのカメラ機能を使って撮影するだけという手軽さが特徴のひとつとなっている名刺管理アプリだが、利用者からはそれすら「手間」と感じている実態が明らかとなった結果だ。