アイ・エム・ジェイ(以下、IMJ)は4月21日、「BtoB企業のWebマーケティング実態調査」を実施し、その調査結果を発表した。

調査方法はインターネットリサーチによるもので、調査対象は20~59歳の男女、有効回答数は222サンプル。調査期間は3月31日、4月1日で、対象者の条件としてWebサイトやデジタル領域のマーケティング業務に従事している社員を挙げている。

初めに、BtoB企業の中で「デジタルマーケティング専任担当がいる」と回答した企業は全体の18.7%、「兼務もしくは兼務と混在」は62.6%であった。

次に、BtoB企業の中で「販促・マーケティングの年間予算が1億円以上」と回答する企業は全体の21.2%だった。また、BtoB企業における、営業・マーケティング課題(複数回答)は「国内シェアの拡大」53.7%が最も高く、「新規顧客の取り込み」51.4%「既存顧客の囲い込み」30.8%と続いている。

BtoB企業のWeb担当者の79.9%が「自社Webサイト活用」に取り組んでおり、その内49%が「効果が出ていない」と感じている。そのほか、BtoB企業のWeb担当者の50.4%が「グローバルサイト活用」に取り組んでおり、その内56%が「効果が出ていない」と感じていると回答した。