MMD研究所は4月7日、スマートフォンを所有している20歳~49歳のビジネスパーソン557人を対象に実施した「ビジネスパーソンのコミュニケーションツールに関する調査」の結果を発表した。

事前調査として、スマートフォンを所有しているビジネスパーソン2,966人にスマートフォンのビジネス利用の有無を聞いたところ、43.4%の人がスマートフォンを仕事で利用していることがわかったという。

スマートフォンを所有しているビジネスパーソン557人に対し、仕事関連の人とコミュニケーションツールを利用しているか聞いたところ、「LINE(43.3%)」の利用率が最も多い結果となった。これに、「Facebook(29.6%)」、「Skype(12.0%)」と続く。コミュニケーションツールを利用していないと答えた人は26.4%だった。

仕事関連の人と利用しているコミュニケーションツール 資料:MMD研究所

LINE利用者を年齢別で見たところ、「よく利用している」と答えたビジネスパーソンは、20~29歳が62.6%、30~39歳が41.0%、40~49歳が26.4%と、年齢が低いほど利用率が高くなっている。

年齢別LINEの利用率 資料:MMD研究所

仕事でLINEを利用しているビジネスパーソン342人に仕事仲間や取引先の人とLINEで連絡を取り合うことに対してどのように感じているかを聞いたところ、44.2%が「プライベート用なのであまり仕事仲間・取引先の人とは使いたくない」と回答した。