三菱電機は3月28日、重電・航空機・自動車など向けの大型部品・金型加工に適した「MV4800」を4月16日に販売することを発表した。MV4800はワイヤ放電加工機MVシリーズの新機種だ。販売価格は3000万円(税抜)。

MV4800

MV4800は三菱電機の従来機種「FA30V ADVANCE」に比べ、ワーク加工を行う各軸の移動量を最大約20%拡大したことにより、大型部品加工に対応している。また、MVシリーズで採用している新電源を搭載し、部品の加工速度が40%向上した。

このほか、電力使用量と消耗品使用量削減によりランニングコストを最大43%削減や、最新のワイヤ電極線「自動結線装置」搭載による作業効率の向上を特長としている。