三菱電機は、上毛新聞敷島球場(群馬県・前橋市)にスコアボード用のオーロラビジョンを納入したと発表した。同球場は、3月22日から始まる選抜少年学童軟式野球大会で本格的に運用を開始する。同社の長崎製作所が開発を担当。
導入したオーロラビジョンは、地方球場で最大級のサイズとなる729型(5.76m×17.6m)。制御絵素ピッチが8mm、独自開発の黒色パッケージのLEDを搭載し、同社従来比1.5倍の高コントラストを実現したという。
また、スコアの表示、静止画・動画の再生などを1台のPCから操作できるほか、タブレット端末を用いたスコア入力に対応するなど使い勝手を考慮している。球場周辺への騒音を抑制するために、指向性の高いラインアレイスピーカーを採用した。
なお、同社は1980年にフルカラー大型映像装置を米国ドジャースタジアムに納入以来、日本国内・海外を含め1900セット以上の納入実績がある。