CALFは、アニメーションフェスティバル「GEORAMA2014」を開催する。開催日時は4月12日~25日、会場は東京都・吉祥寺バウスシアター。6月20日~22日は山口情報芸術センター[YCAM]、7月18日~25日には神戸アートビレッジセンターでも開催される。

GEORAMAマスコット「ギャラクシーボーイ」 (c)GEORAMA2014

同フェスティバルは、2015年秋にスタートする新しいアニメーションフェスティバル「GEORAMA」の第0回大会として開催されるもので、一般的な「アニメーション」の概念から積極的に逸脱するようなイベントやプログラムを展開する。

また、今回の催しでは、実写とのハイブリッド作品を中心にピックアップした国内未公開の長編作品を上映するほか、実写映画の音だけを"上映"し、観客の脳内に喚起するイメージをあえて「アニメーション」と呼ぶ実験的なプログラム「暗闇のアニメーション」(4月20日)、奇妙で強烈な立体作品をまとめて紹介するオールナイトイベント「変態&3D」(4月18日)、短編アニメーション界の若きスター・ひらのりょうの最新作「パラダイス」完成記念パーティ(4月25日)など、アニメーション界を盛り上げる企画が満載のキックオフイベントとなる。

なお、「CALF(カーフ)」は、2010年に若手アニメーション作家と若手評論家によって設立された団体。日本の短編アニメーション作品を国内外に向けて発信していることに加え、「CALF STUDIO」を設置し、制作プロダクションとしての活動も行っている。そのほか、2014年1月には短編アニメーションに特化した総合情報サイト「tampen.jp」を開設した。