大日本印刷(以下、DNP)は3月4日、Philipsブランドのディスプレイ販売を行うMMD Singapore PTE(以下、MMD)と、台湾の高輝度液晶ディスプレイを提供するLITEMAX Electronics(以下、ライトマックス)のデジタルサイネージ(電子看板)用ディスプレイを日本国内で販売すると発表した。

Philipsのデジタルサイネージ用ディスプレイ

ライトマックスのデジタルサイネージ用ディスプレイ

Philipsのディスプレイは、消費電力が低く、省エネルギーとランニングコストの低減が可能な32インチから65インチまでをラインナップ。単体での使用から、数台のディスプレイを並べて一つの映像を表示するマルチ使用まで幅広く対応できることから、設置場所に合わせた最適なディスプレイを提供する。

また、ライトマックスのディスプレイは、画面の横:縦の比率が16:3~16:6のリサイジングディスプレイなど、細長タイプの製品を取り揃えることで、今までは設置が難しかった場所や、限られた空間に設置が可能で、訴求力の高いコンテンツ表現などに適している。

今回の業務提携は、交通機関や流通小売店舗などの多様なロケーションで数多く使用されているディスプレイ、特にリサイジングディスプレイを日本国内で販売するもの。

2社製品の販売によりDNPは、デジタルサイネージ用ディスプレイのラインナップを拡充し、マルチベンダーとしての機能を強化。また、Philipsとライトマックスの豊富なディスプレイを設置場所に合わせて提供するとともに、コンテンツの制作から配信、保守・運用までのデジタルサイネージ関連サービスをワンストップで提供していく。