Bunkamura Galleryは、フィギュラティヴアーティストのマーク・デンステッダーの作品を展示する「マーク・デンステッダー 絵画展 -Renaissance in the 21st century」を開催する。会期は2月13日~19日、開館時間は10:00~19:30(最終日は17:00まで)。会場は東京都・渋谷のBunkamura Box Gallery。入場無料。

「Emma 13」2011年 ジクレ 42.5×28cm

「Marianela IV」2013年 ミクストメディア、コラージュ、紙 81×61cm

「Sheri Standing II」2009年 パステル、コラージュ、紙101×81cm

同展では、英国のフィギュラティヴアートの分野で活躍するマーク・デンステッダーの作品について、新作および過去を代表する作品の展示・販売を行う。同氏の作品は、21世紀のルネッサンスとも言われる非常にクラシックな表現方法を用いながらも、どこかアーバンで洗練された雰囲気をまとっており、単に美しいだけでなく、その中の人間らしい感情や傷跡、人の歴史までを表現する画力によって世界中で評価されている。

女優のエマ・ワトソンをはじめとした美女を描き、その顔や体にあえて傷のような跡を残すこともあり、それによって生身の人間を描いている事を証明するような効果を与えている。

なお、マーク・デンステッダーは1963年にイギリス・マンチェスターに生まれ、精肉店を営む家庭で育ち、幼い頃から自然と動物の骨格や形に興味を抱いていた。美術大学に進むもほぼ独学でそのスタイルを確立し、今やイギリスで最も有名なフィギュラティヴアーティストとして活躍している。