EMCジャパンは2月5日、セキュリティインシデントの対応プロセスを標準化して効率的なセキュリティオペレーションセンター(SOC)の運営を支援するRSA Archer(アールエスエー アーチャー)のソフトウェアモジュール「RSA Archer Security Operation Management(RSA SecOps)」の販売を開始すると発表した。
RSA Archer Security Operations Management概要 |
同製品は、セキュリティ監視機器からSOCに送られるアラートの集中管理とインシデント対応のワークフローの自動化により、スムーズで効率的なSOC運用を支援。また、インシデント処理に必要な情報の共有、担当者間のプロセスフローの管理、インシデント対応状況のモニタリングや稼働管理などを行い、SOC運用を可視化する。
販売価格は従業員規模5,000人の会社の場合、1,170万円。
EMCジャパンは、セキュリティモニタリング製品の「RSA Security Analytics」やエンドポイント フォレンジック ツール「RSA ECAT」を含めた提案が可能で、これにより、SOC構築に必要なパケット・ログモニタリングやフォレンジックといった機能要素をシームレスに結合して管理可能。また、RSA Archer SecOpsを含むSOCを構築するうえで必要となるアセスメントやインテグレーションするためのコンサルティングサービスも有償で提供する。