情報処理推進機構

情報処理推進機構(IPA)は「プレス発表 Windows XPのサポート終了に伴う注意喚起」において、4月9日をもってWindows XPのサポートが終了するため対策が必要であると注意を喚起する発表を実施した。セキュリティリスクが高まるため、Windows XPのユーザはより新しいバージョンまたはほかのオペレーティングシステムへ移行することが推奨されている。

新しいバージョンや他のオペレーティングシステムへ移行することが困難な場合には、次のようなリスク緩和策を取ることが推奨されている。

  • オフラインでの利用で済む場合にはオフラインでの利用に切り替えるとともに、USBメモリなどの外部記憶装置における自動実行機能を無効化する
  • オフラインでの利用へ切り替えることができない場合、4月9日以降もサポートが継続しているセキュリティソフトウェアを利用すること、サポートされているアプリケーションを最新バージョンへアップグレードし続けること、サポートが終了したアプリケーションの利用は停止しサポートが継続しているほかのアプリケーションへ切り替えることなどを実施

4月9日以降、Windows XPは脅威の攻撃対象として利用されることが予測されており、基本的には利用を停止しセキュリティサポートが提供されているオペレーティングシステムへの移行が必要になる。