テクノモリオカは、各種センサー情報を無線通信にて集約・モニタリングするシステム、ワイモスシリーズの新製品「ワイモスゲートウェイ」と現在販売しているワイモスの後継機種「ワイモスGIII」の発売を1月28日より開始すると発表した。

ワイモスゲートウェイ

ワイモスGIII

同製品は無線親機の機能とゲートウェイ機能を一体化した業界初となる機器で、これまで工場や事務所ビル等の電力監視及び環境測定(デマンド電力測定や居室の温度・湿度測定等)をはじめとした様々な分野で使用されている。

ワイモスゲートウェイシステム構成図

親機は、ネットワーク環境に直接接続し、センサーデータを専用サーバーへアップロードする際、SSL通信を使用し、データの盗聴・改ざんを防止。また、親機~子機間の無線通信距離は国内最長クラス(2.4GHz帯のZigBee通信モジュール搭載機器において)となる見通し800~1000mと長距離を実現。さらにASPシステムとの組合せにより、データ管理・閲覧用の専用パソコンが必要ない。

子機は、アナログ入力(4-20mA/1-5V)4点、デジタル入力(パルス/無電圧a接点)4点と多彩な入力ポートを搭載。データ集約は無線通信で配線工事を大幅に軽減でき、移設や増設が簡単にできる。