Teledyne DALSAは、同社のマシンビジョンアプリケーション向けCMOSラインスキャンカメラファミリとして2Kの解像度に対応した「Piranha4」2機種を発表した。
モノクロ品が1機種、カラー品が1機種となっており、モノクロPiranha4の最大ライン速度はTDIモードで100kHz、またはエリアモードで200kHzとなっているほか、トライリニアモデルの最大ライン速度は70kHzで、先進機能として、サブピクセル空間補正、レンズおよび陰影補正、フラットフィールド補正などが搭載されている。
また、2製品ともに、高スループットを実現するためのチップセットを搭載しているほか、30mまでの拡張カメラリンクケーブルに対応。さらに、GenICamインタフェースにより、カメラのセットアップ、コントロールおよび統合を容易に行うことが可能となっている。
なお、想定されるアプリケーションとしては、カラー分野では100%プリント、紙幣、パッケージやラベル、食品などの検査があるとするほか、モノクロアプリケーションには、鉄道、印刷、木材、フィルム、ラベルなどの検査や一般マシンビジョンアプリケーションなどがあるという。
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Piranha4の外観 |
