元Emerson Network Powerの組み込みコンピューティングおよび電源事業は1月15日、社名をArtesyn Embedded Technologiesとして、新会社を発足させたと発表した。
新ブランドは、2013年第4四半期の所有権移管後に使用が始まった。ロサンゼルスを本社とする未公開株式投資会社Platinum Equityが、2013年11月にEmersonから当該事業株式の51%を取得、Emersonは引き続き49%を保持している。
Artesynは発表に合わせて、新しい企業ロゴも公表した。同社は現在、AC/DCおよびDC/DC電源または組み込みコンピューティングソリューションを求める設計エンジニアリング関係者向けに、情報を提供する新たなWebサイトを開発しており2014年3月までに完成させる予定。
Artesynという名前は、同社の創造性を示す「匠(artisan)」と、ユーザーとの緊密な協業を示す「発展的統合(synthesis)」という意味を持つ2つの単語を組み合わせたもの。これは、組み込みコンピューティングおよび電源市場において、長年にわたり高い評価を受けてきた伝統ある名前でもある。Artesyn Embedded Technologiesは、Astec Power、Artesyn TechnologiesおよびMotorola Embedded Communications Computing Groupなどの組み込みコンピューティングと電源の大手メーカーがM&Aを経て統合されて現在に至っている。