東京都写真美術館は、「高谷史郎 明るい部屋」展の関連イベントとして、坂本龍一(音楽家)と浅田彰(批評家)、高谷史郎(出品作家)による特別アーティスト・トークを開催する。開催期間は2014年1月3日、開催時間は16:00~17:30。入場無料(同展のチケット半券が必要、当日10:00より1階受付で整理券を配布)。

高谷史郎《Camera Lucida》2004年

高谷史郎 パフォーマンス《明るい部屋》2012年 撮影: 福永一夫

同イベントは、芸術監督として国際的な芸術家集団「ダムタイプ」の制作に携わる一方、映像作家としても活躍する高谷史郎の幅広い活動を紹介する美術館における初個展「高谷史郎 明るい部屋」展の関連イベントとして開催される。

また、1月2日・3日は「写美のお正月」と題した特別開館となっており、雅楽の演奏や写美グッズがもらえるクイズイベントなども開催される。開館時間は11:00~18:00、入場料は2日は無料、3日は通常の2割引。

なお、高谷史郎は1963年奈良県生まれのアーティスト。1984年より「ダムタイプ」に参加。芸術監督としてパフォーマンスやインスタレーションの制作に携わり、映像、照明、グラフィックや舞台装置デザインなどを幅広く手がけている。個人の活動では、映像作家として、自然環境や物理現象への深い洞察に基づく作品や、音楽家ほか多彩なジャンルのアーティストとの協働で作品を制作し、近年では、光学的な関心から写真シリーズを発表している。