ソフトバンク・テクノロジーは12月3日、ニアショア開発業務の拠点として福岡市博多区の中洲川端エリアへ「福岡開発センター」を11月1日に開設したと発表した。また、12月16日には、福岡支社が福岡開発センターと同じビルへ移転することも合わせて発表した。
同社のクラウドソリューション事業では、技術者によるシステム開発・運用・保守業務の受託サービスを提供している。中でも、ソフトバンクグループの旺盛な設備開発意欲を背景に、ソフトバンク通信事業の開発支援事業は好調に推移しており、2012年11月から東京都港区に汐留開発ベースを開設していたが、さらなる拡大のため福岡開発センターの開設に至ったという。
福岡開発センターの体制は最大で112名まで拡大する予定であり、将来的にはグループ企業の開発作業だけでなく、グループ外の企業からの受託、サービス展開などの事業拡大を予定しているとしている。
これに合わせて福岡支社も、福岡開発センターと同じビルに移転する。2013年6月に子会社化したフォントワークスとの事業シナジー創出を推進してきたが、同社と近接したエリアへの移転により、さらに事業シナジーを活発化させ、ビジネスの成長を加速させていきたいという。