コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、広島県警サイバー犯罪対策課と安芸高田署が11月26日に、ファイル共有ソフト「Share」を通じてビジネスソフトを権利者に無断でアップロードして送信できる状態にしていた広島県の会社員男性(47歳)を、著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕したことを発表した。
発表によるとこの男性は、2013年7月18日~20日ごろに、マイクロソフトが著作権を有するビジネスソフト「Microsoft Office Enterprise 2007(Microsoft Open Licenseプログラム)」を、Shareを通じて無断アップロードした疑いが持たれている。
Microsoft Open Licenseは、マイクロソフトがSOHOや小規模事務所、中小企業向けに提供しているプログラム。広島県警捜査員がサイバーパトロールの際に発見し、ACCSを通じてマイクロソフトに連絡していた。