エクイニクス・ジャパンは15日、FXCMがエクイニクスの東京のIBXデータセンター(TY3)において、2番目のグローバルマッチングエンジンのサーバ全面稼動を開始したと発表した。同社ではこれにより、アジア全体の利用者にたいして早く、そして快適な取引環境を提供することができる様になったとしている。

エクイニクスのTY3 IBXデータセンターは東京の都心部に位置しており、FXCMは日本の主要な金融取引拠点だけでなく、クロスアセット取引実行戦略を持つリクイディティー・プロバイダーや機関投資家にも近くなる。またブローバルでは950を超え、地域だけでも数多くのネットワークを選択できる事から、FXCMはネットワークによる遅延を95%改善することで、トレーダーへ向けたより競争力のある取引環境を提供できる様になったとしている。

なお、FXCM、クレディスイスグループとBNY Mellonのジョイントベンチャーである外貨取引の超高速マッチングエンジンであるFastMatchも、2014年初頭から同TY3における本格運用を予定している。