ゼンリンは11月11日、GIS 用データ製品「マーケティングコンテンツ」シリーズの7タイトルの情報を更新した2013年版を発売すると発表した。
「マーケティングコンテンツ」は、地図と組み合わせて使用するデータコンテンツ群で、ゼンリン住宅地図をベースとして行政界ごとの建物の分布を集計・統計化している。これまでの国勢調査や住民基本台帳といった一般的な統計データによるターゲットの絞込みに加え、建物種別や規模にも着目したエリアマーケティングが可能となっている。
「行政区分地図データ2013」は、全国約1900の市区町村、11万8千の大字、37万7000の町丁目・小字、141万の街区ポリゴンを収録している行政界ポリゴンデータ。価格は全国版が100万円(税別)、都道府県単位が10万円(同)となっており、データ形式はShape。
「統計地図データ2013」は、収録データが行政区分地図データ2013と平成22年の国勢調査データ、平成25年4月住民基本台帳データ。価格は全国版が240万円(税別)、都道府県単位が24万円(同)で、データ形式はShape。
「商業集積統計データ2013」は、収録データが全国約3万6000ポリゴンの「店舗の集積ポリゴンデータ」となっており、ポリゴン内の店舗数統計データは8月時点のものとなる。価格は全国版が150万円(税別)、都道府県単位が15万円(同)で、データ形式はShape。
「建物統計データ2013」では、行政区分地図対応版が全国約3700万棟の建物情報を町丁目・小字毎に集計・統計化している。価格は全国版が80万円(税別)、都道府県単位が8万円(同)。一方、500mメッシュ対応版では、全国約3700万棟の建物情報を500m及び250mメッシュごとに集計・統計化している。全国版のみの提供で、価格は60万円(税別)。建物統計データのデータ形式は、いずれもCSVとなる。
「住宅統計データ2013」は、全国約3300万棟の住居系建物情報を町丁目・小字毎に集計・統計化している。価格は全国版が50万円(税別)、都道府県単位が5万円(同)となっており、データ形式はCSV。
「建物ポイントデータ2013」は全国約3700万棟の建物情報、「住宅ポイントデータ2013」は全国約3300 万棟の住居系建物情報を収録している。価格については、どちらも都道府県ごとに異なるため一律ではない。データ形式はCSVで提供される。