これまで人気のカレンダーアプリには、スタンプでデコったり、フォントを手描き風にして遊べる女子向けのものが多かった。そんな中、待望ともいえる男子向けのアプリが登場した。
カレンダーアプリ「Flashback」はiOS対応の有料アプリ(300円)。ガンダムのコックピットにある操作パネルを彷彿させるような、映画『マトリックス』の雰囲気を彷彿させるような、近未来的なデザインに仕上がっており、そのなかでケジュールを管理、入力することができる。百聞は一見に如かず、今回もさっそく試してみよう。
まずはホーム画面をみていこう。背景に写る数列は上から下に流れるように点滅を繰り返す。画面上には年と月、下にはその月のカレンダーが表示されている。最下部にあるEVENTにはその月の予定が一覧表示される。
設定画面では、曜日の順番(日曜から始まるのか、月曜から始まるのか)、土曜日の枠線の色、休日の枠線の色、月の英語表記を変更できる。設定を変更するためには各項目をやや長押ししないといけないので注意が必要だ。
さらに、祝日を決める国を決定すれば、設定がカレンダーに反映される。日別の枠の色が変更され、祝日にはその名称が表示されているのが分かるだろう。EVENTを下から上にスワイプすれば、その月の祝日が追加されている。
そのほか、予定の入力の仕方もユニークだ。まず、予定を入力したい日をタップする。すると、一日のタイムラインが表示される。次に、予定を入力したい時間帯で画面左から右に向かってスワイプする。すると、画面にデジタル時計が現れるので上下に移動させて時間を設定する。ちなみに時間は5分刻み。時間を決めて指を画面から離した後は、スケジュールの名称を入力する。これで完了だ。
ちなみに筆者のiPhoneではなぜか予定の入力が完了できなかったのだが、完了すると写真のように帯状に予定が表示される。それをタップすると、時間を調節したり、場所、メモを入力したり、アラートや繰り返しの予定を設定することができる。
終日の予定を入力したいときには、画面上のTIMELINEをプルダウンすればよい。また、予定を削除したいときは一日のタイムラインを表示する画面で予定の帯を長押しする。すると、DELETE MODEというテキストと黄色の円が表示されるので、その円の外へドラッグすればよい。こうした直感的な操作が未来感を演出している。
レビュー中に見られた不具合やあえて長押しをしなければならない箇所などが改善され、あえて要望するならちょっとした効果音も付けば言うことなし。今のままでも十分作り込まれていることが伝わるほど、かっこよく仕上がっている。