ハイパーギアは、e-文書法に特化したアーカイブシステム「WWDS証憑アーカイブ スタンダード」の出荷を11月1日より開始すると発表した。

アーカイブシステム「WWDS証憑アーカイブ スタンダード」

同社は、ECMベースの「WWDS証憑管理 エンタープライズ」を従来より開発・販売していたが、ECMベースの場合、一部大企業では導入できても中小企業や部門、書類単位での導入はコスト面・運用サポート面を考慮すると導入が難しいケースが出ていた。

そこで、スキャン文書のアーカイブを運用が極めてシンプルなフォルダベースとし、検索要件・検証要件に対応するためのデータベースと、電子署名とタイムスタンプを自動付与する「HGPscanServPlus」を組み合わせ、Webベースで証憑をアーカイブできるシステム「WWDS証憑アーカイブ スタンダード」をリリースする。

同製品は、 e-文書法で必要とされる全ての機能「タイムスタンプ、電子署名付与」「長期署名 PAdESに対応」「署名有効性確保」「検索機能」「一括検証機能」を搭載したオールインワンパッケージ。

一括検証ツールは、電子化保存文書について、一括で文書の真正性を確認するためのツールで、「電子署名の付与有無、有効性確認」「タイムスタンプの付与有無、有効性と改ざんの有無確認」「PAdES対応すみ」「画像データの階調 フルカラーで入力されていること」「画像データの解像度 200dpi以上でスキャンされていること」を検証できる。

さらに、スキャナ、複合機などデバイス選択が自由、目検ビューワ搭載、各種ワークフローシステムや会計システムとのシステム連携ができ、Active Directory による認証連携など最新IT技術を搭載している。   製品の価格は、税別で1サーバあたり4百万円から(別途、e-文書法コンサルティング費用、導入支援費用、タイムスタンプ、電子署名導入費用が必要)。