ソフトバンクモバイルは10月1日、分割支払金を既に支払った利用者を、誤って未入金として信用情報機関に登録したことを明らかにした。

同社では誤って登録した理由として、同社の個別信用購入あっせん契約/割賦購入契約システムに不具合が生じたことを挙げている。影響を受けた可能性のある契約件数は1万6827件にのぼるという。

誤登録期間中に、信用情報機関(シー・アイ・シーおよび日本信用情報機構)と、同機関と提携関係にある個人信用情報機関(全国銀行個人信用情報センター)に加盟している会員会社で、クレジット契約の申し込みといった信用情報を利用した取引を行っていた場合、その取引に影響が生じた可能性がある。

なお、現時点で誤登録された情報は、全て正しい信用情報に修正済みとしている。

同社では、問題発生後に経済産業省へ報告を行ったという。誤登録データについては社内で精査を進め、影響が生じた可能性のある利用者に対してお詫びと連絡を行ったという。

ソフトバンクは「今後は、同様の誤りを起こさぬよう、業務体制の見直しを含め、再発防止に努めてまいります。お客さまにご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしている。